オゾン消臭機の選び方:沿面放電方式と無声放電方式の違い
掲載日:2024.11.01
年々増え続ける孤独死、水害やゴミ屋敷、ネコ屋敷といった重篤な悪臭が伴う消臭案件において
オゾン消臭機は広いスペースを短時間で消臭を可能することができるので
多くの消臭サービス会社に使用されています。
多くの方が使用、利用するオゾン消臭機ですが
2種類のオゾン生成方式があることを知っている方は少ないと思います。
沿面放電方式と無声放電方式の2種類です。
|
沿面放電方式 |
無声放電方式 |
耐久性 |
短い |
長い |
オゾン生成量 |
小さい |
大きい |
経時劣化 |
する |
しない |
製造コスト |
安い |
高い |
プラズマ効果 |
ない |
有る |
このような違いから、沿面放電方式は小スペックで家庭用の用途に、
無声放電方式は業務用・プロユースとして棲み分けがされています。
これまでは、コストの点から沿面放電方式の安価なオゾン消臭機が人気でしたが、
人手不足、ホテルのラグジュアリー化に伴う広い客室、無臭といった質の高い消臭、
時間短縮といったニーズに対応する高いスペックのオゾン消臭機のニーズが高まってきています。
オゾン消臭機はオゾン生成方式で大きく性能が違います
(処理時間、消臭効果、対応する部屋の広さ、処理できる臭気物質、経時劣化など)、
用途、対象案件によって使い分ける必要があります。